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Soraの使い方 — 登録から動画づくり、書き出しまで

Sora は、OpenAIの「文章や画像から動画を作る」アプリです。ここでは 登録の流れはじめの設定動画の作り方(指示→生成→調整→書き出し)指示文のコツ安全に使うポイントを、はじめての方にもわかる言葉でまとめました。

# 登録手順 # 初期設定 # 生成と再生成 # 書き出し # セーフティと権利

登録の流れ(かんたんガイド)

1. OpenAIのアカウントを作る
メール認証を済ませ、できれば2段階認証もオンに。お仕事で使う方は、あとで管理しやすいようにチーム(組織)の設定も考えておくと安心です。
2. Soraを使えるようにする(日本は招待制)
現在、日本では招待コード(Invitation Code)がないとSoraを使えません。招待コードはOpenAIやパートナーからの案内、限定配布などで入手します。使える国やプラン、年齢の条件、ルールもあわせて確認してください。
※招待コードの案内は、このページ最下部のCTA「招待コードはこちら」からご確認ください(本セクションにはボタンを設置しません)。
3. お支払い方法を登録(必要な場合)
クレジットカードなどを登録。会社で使う場合は請求先名や担当部署をそろえておくと管理が楽です。
4. ルールに同意する
人物や商品ロゴなど他の人の権利に注意し、公開前に内容のチェックを行いましょう。
1OpenAIアカウントを作成
右上の「Log in」→「Sora」をクリック。
2Soraサービスへ
右上の「Log in」をクリック。
3アカウント作成画面へ
既にアカウントがある方はログイン、新規の方は「無料でサインアップ」。
4ID作成(新規作成の場合)
メールアドレス、または各種サービスアカウントでIDを登録。
5パスワード作成
パスワードを設定します。
6検証コードの確認(メール登録の場合)
登録メールに届く検証コードを入力。
7OpenAIのアカウントネームを登録
OpenAIのアカウントネームを登録。
8Soraのアカウントネームを登録
Soraのアカウントネームを登録(既に使われている名称は不可)。
9誕生日を登録
誕生日を登録。
10Sora招待コード入力画面へ
右の白いボタン「Enter invite code」をクリック → 次の画面で招待コードを入力。
11Soraログイン完了
この画面が出れば登録完了。Soraが使用可能です。
12あなたの招待コードはここ
左下の「Invite friends」から取得できます。※コードがご不要なら当サイトTOPページからご登録いただき、シェアにご協力ください。

※ 招待コードの入手先は、ページ最下部の「招待コードはこちら」からご確認ください。

はじめの設定(最初に決めておくと楽)

Sora はじめの設定イメージ

👥アカウント・チームの準備

ひとりで使うか、チームで使うかを決めます。チームなら編集できる人/閲覧だけの人を分けると安全です。ファイル名のルール(例:案件名_日付_版数)を決めておくと、あとで探しやすくなります。

🎛️出力の基本プリセット

よく使う動画サイズ(縦9:16/横16:9/1:1)や長さ(5〜30秒など)を決めておきます。「明るめ・やわらかい光」「ネオンの夜景」など好きな雰囲気の言葉をメモにすると指示が書きやすくなります。

🛡️安全と権利

実在の人ロゴ・キャラクターなどは許可が必要なことがあります。社外に公開する前は不適切な表現や誤解がないかチェックしましょう。

動画の作り方(指示 → 生成 → 調整 → 書き出し)

📝1) 指示(プロンプト)を書く

基本の形:場所・時間主役(人や物)+撮り方(手持ち/ドローンなど)+動き雰囲気長さとサイズ

例:「夕暮れの海辺。手持ちカメラ、やわらかな逆光。人物は後ろ姿で波打ち際を歩く。縦9:16・15秒・シネマっぽく、最初は少し引きで、あとからゆっくり寄る。」

参考画像を使うと、色や服装、ロゴの位置などが伝わりやすくなります(権利には注意)。

🎚️2) 設定(よく使う項目)

  • 長さ:5〜8秒=つかみ/15〜30秒=紹介や広告/60秒=説明向け
  • サイズ:9:16=リール/16:9=YouTube/1:1=汎用SNS
  • 雰囲気:実写風/アニメ風/ドキュメンタリー風/CM風
  • カメラ:手持ち=ライブ感/ドリー=高級感/ドローン=スケール感
  • 再現性(Seed):同条件で作り直すときに便利。比べたいときは同じSeedを使います。

🔁3) 仕上げ(プレビューと作り直し)

明るさ・色・動き・構図が気になったら、短い範囲だけ作り直すと早く整います。変え幅(どのくらい変えるか)は少しずつ上げると、イメージを壊さず調整できます。

📤4) 書き出しと保存

一般的な動画形式(例:MP4)で書き出します(仕様はSoraに合わせます)。指示文・Seed・日付・担当者をメモしておくと、あとで同じ条件で作り直せます。公開前は権利や表記、機密情報のチェックを忘れずに。

指示文のコツ(すぐ使えるテンプレ)

  1. 場所・時間:雨上がりの石畳、夜明け前 など
  2. 主役:年齢・服装・材質・雰囲気
  3. 撮り方:手持ち/ドリー/ドローン、レンズの距離感、ピントの深さ、光の向き
  4. 動き:主役の動き、人の流れ、風・水・光の演出
  5. 雰囲気:シネマ風/広告風/ドキュメンタリー風/アニメ風
  6. 出力:秒数・縦横比・使い道

良い例:
朝の柔らかな逆光のカフェ前テラス。手持ちで少しブレ、35mm相当。若い男女が笑顔でコーヒーを受け取り、スローモーションで湯気が立つ。縦9:16/15秒/シネマ風。最後の2秒はロゴを置ける余白を残す。」

よくあるNG:「かっこよく」「いい感じ」などあいまい/秒数や縦横比の書き忘れ/権利に触れる固有名詞の無許可使用

よく使う設定(早見表)

項目使いどころコツ
秒数SNS短尺/広告/説明5–8秒=つかみ/15–30秒=訴求/60秒=説明
縦横比配信先に合わせる9:16=リール/16:9=YouTube/1:1=汎用
雰囲気ブランドと合わせる実写=現実感/アニメ=自由度/CM=訴求力
カメラ映像の印象を決める手持ち=ライブ/ドリー=高級/ドローン=壮大
Seed作り直し・比較同じSeedで同条件、微調整はVariation

おすすめの進め方(小さなステップでOK)

  1. 目的を決める:誰に何を伝える?成功の基準は?
  2. 指示文を3パターン:トーン違い・構図違いで用意
  3. 短い秒数で試作:Seed固定で比較しやすく
  4. 本番化:色や演出、文字・ロゴ余白を確定
  5. 公開前チェック:権利・表記・公開範囲
  6. 書き出し&記録:メタ(指示文・Seed・版数・担当)を保存

困ったときは(よくある悩みと対処)

  • 動きがぎこちない:「ゆっくり横移動」「風で髪が揺れる」など動きを具体化。
  • 暗い/白っぽい:光の向き(逆光/トップ)や色(暖色/寒色)を指定。
  • 長すぎ/短すぎ:秒数を明記し、不要箇所はその部分だけ作り直す。
  • 印象が弱い:冒頭2秒にフック(寄り→引き/人の動き/ロゴ置き場)。
  • 権利が心配:実在人物・商標は避け、オリジナル要素に置き換える。

安全に使うために(大切なこと)

人物・未成年・デリケートな内容には細心の注意を。必要に応じて同意や配慮(モザイク等)を行いましょう。
商標・キャラクター・著作物は許可を得てから使用を。誤解を招く映像の公開は避け、必要なら生成したものであることを明記します。会社で使う場合は、公開前に社内チェックを通してください。

よくある質問(FAQ)

Q. 日本で今すぐ使えますか?
A. 現時点では招待制が基本で、招待コード(Invitation Code)が必要です。

Q. 実在の人を登場させられますか?
A. 許可が必要なことがあります。公開前の確認をおすすめします。

Q. どんな形式で書き出せますか?
A. 一般的な配信用の動画形式に対応しています(詳細はSoraの仕様に従います)。

Q. 仕事で使ってもいいですか?
A. 規約の範囲で可能です。案件ごとに権利や表記の確認をしてください。

Q. 同じ条件で作り直すには?
A. Seedを同じにして、指示文を保存しておくと再現できます。

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